物語のある歩きたい街

寧越邑内の永興里グルメ横丁一帯に居住する地域住民が自らモデル或いは画家として参加し、美術館で見ることの出来る絵画やオブジェ、その他の作品が通りの至る所で観賞できる「屋根のない美術館」を公言する地域づくりに取り組んでいる。
過去～現在～未来へと移り変わる時間的イメージ、窮極的に未来の希望へとつながる物語が、写実的に表現されている。
過去は、今なお健在な元鉱夫を描くことで表現されており、古い思い出と郷愁を誘っている。続いて現在は、生粋のグルメ横丁住民であるおばあちゃんとお嫁さんの姿で表現、私たちの未来と希望は、グルメ横丁を駆け回りながら街を守る地域の子どもたちの溌刺とした姿で表現されている。